Re-Born

空室の本質

空室とは他の競合物件より魅力が劣っている状態の時に継続します。
建築されたマンションはその新築の時から老朽化へのストップウォッチが押されています。いかなる物件もその現象に抗うことは出来ず年々その競争力を失って行きます。バブル期の売り手市場から買い手市場に完全に移行し、今後もこの状態は変わらないでしょう。しかしその物件の加齢に対し何も対策(リノベーション等の再投資)を施さず悪い意味で放置したままの状態が空室の最大の要因です。
何の対策も施さずにゲストに選ばれる時期や好運なども当然ありますが、ほとんどが値下げによる対策以外、特効薬がないのが現状です。
選ぶ側のゲストが余裕を持って比較検討出来る物件数やWeb化が浸透した事も大きな要因といえるでしょう。
物件には定期的な再投資が必要であり、それが時代の速い動きに敏感に対応したゲストに選ばれる物件となります。長期的な視野に立った場合、再投資による経済効果が高まります。

単身用賃貸マンションニーズの変遷